天才に降り掛かった孤独、不安、重圧、責任、絶望、虚無感、、、

 

生涯をファッションに捧げてもがき続けたリーアレキサンダーマックイーンのドキュメンタリー映画。

 

その生涯を栄光や名声と引き換えにと考えるとあまりにも重く残酷かつ劇的でまさに芸術。、、

 

自分もリアルタイムでマックイーンのコレクションは見て来たがその暴力的で情熱的、パンクの中にあるクラシカルでエレガント。常に女性よ「強く生きろ」というメッセージ。

 

まさにマックイーンの心の中を映し出してきたデザインとショーの数々。

 

圧巻でした。

 

映画の音楽もマイケルナイマンの情熱的なピアノ、、、まさに感情移入してしまう素晴らしい内容だった。

 

そして圧巻は何と言ってもホログラムに映し出されたケイトモスの美しすぎるフィナーレ。。。

 

確か記憶ではスキャンダル続きで色々なメゾンから契約解除されたタイミングのケイトモスを批判の中から抜擢した。

 

マックイーン自身も孤独や不安。。。コカインや薬物からの絶望的状況にもかかわらずケイトモスを救いたい!!ファッション界には彼女が必要だ!!

 

心の中からのメッセージ、そしてマックイーンのケイトへの愛!

 

鳥肌物です。

 

自分の平成最後の映画

 

最悪な気分でも

最高の気分でも

 

感じて下さい。

 

requiescat in pace   R.I.P